ETCカードは複数所持した方がよい?

ETCカードの割引制度として、通勤割引制度がかつて存在していました。

そのため、ETCカードを2枚持ちするドライバーが多く存在していました。

通勤割引が廃止となった背景

通勤割引とは、6:00~9:00、17:00~20:00の通勤ラッシュと被る時間帯に道路料金を大幅に割引するサービスです。

1枚のETCカードにつき1日最大100キロが限度だったため、長距離ドライバーなどの仕事に従事している人などはETCカードを複数枚持つことがオススメとされてきました。

ETCカードを複数枚持てば、100キロ地点で高速を降り精算し、再度高速に乗る際に別のETCカードで入場すれば新たに割引が適用となるため200キロ分割引が適用になることになります。

また通勤割引は通勤目的の車両だけではなく全車両に適用されていたため、見直しが必要とされ2014年で終了となりました。

それでも2枚持ちがおトクな理由

通勤割引は消滅しましたが、その代わりにできた制度が平日朝夕割引です。

時間帯は同じですが平日に限られており、1か月の走行回数に応じて100キロまでの間で最大50%の割引が受けられるサービスです(4回までは割引なし、5~9回は30%、10回以上は50%)。

10回までの制限があるため、これについてもETCカードを2枚持ちして割引を受けることができます。

平日朝夕割引は「ETCマイレージサービス」限定のサービスのため、マイレージサービスに登録が必要です。

実際に割り引かれた分は現金ではなく、マイレージとして還元され次回の道路料金の割引として反映されます。

マイレージサービスには2枚目のETCカードを追加登録できるため、2枚持ちすることが可能というわけです。

ただし、マイレージは合算されないため注意しましょう。

また、利用照会サービスを利用する際、2枚目のカードは追加ではなく新規登録する必要があるので若干煩雑かもしれません。

複数枚のETCカードを持つメリット

平日朝夕割引の他にもメリットはたくさんあります。

例えば、メインのカードを忘れて出かけてしまったり、万が一有効期限切れであったとしても、2枚目を持っていればスペアとしてETC割引やマイレージの優待があります。

さらに別々のカード会社で発行したETCカードであれば、それぞれの会社に応じたポイントや優待を受けることができます。

カードの組み合わせは無限ですが、同じ会社で2枚発行できるかはカード会社により異なります。