高速道路でトラブルに巻き込まれたとき高速料金はどうなる?

ふだん電車に乗っていると、事故やトラブルで電車が使えない時があります。

その場合、証明書や定期があれば振替輸送で他の沿線に乗れるサービスがあります。

車の場合はどうでしょう。

高速道路を走行中、予期せぬ交通事故や土砂崩れなどの災害で通行止めになってしまうことがあります。

この場合乗り継ぎ証明書の発行やETCで走行している場合の料金処理はどうなるのでしょうか?

また、誤ってETCレーンでなく一般レーンに入ってしまった時の料金はどうなるでしょう?

通行止めの時の対応

通行止めでやむを得ずいったん高速を降り、別のインターから入り直し目的地で降りた場合の通行料金はどうなるのでしょうか?

高速道路は、「長距離逓減制」を採用しているため走行距離が長いほど通行料金が安くなります。

一回高速を降りて再度乗り直すと、長距離逓減がリセットになるため何も申告しなければ通行料金は割高になります。

そのため、通行止めなどで降りなければならない料金所では「」を発行してもらうことができます。

再度乗り直す際に「入口通行券」をもらう必要があり目的地の料金所で乗り継ぎ証明書と入口通行券を提出すれば、調整した通行料金で支払うことが可能です。

ETCカードで走行をしている場合は、特に上記のようなことをする必要はありません。

そのまま高速の乗り降りをするだけで自動的にETCの方で料金調整をしてくれます。

ちなみに、自分のミスで目的地でないところで高速道路を降りてしまい、再度乗り直して目的地で降りた場合はETCであっても一般であっても通行料金の調整はできません。

一般レーンでもETCカードは利用できるのか

もし誤って一般レーンに入ってしまった場合はそのまま係員に申し出払うことになります。

ETC割引」は適用されないので注意しましょう。

他にも、深夜割引・休日割引・平日朝夕割引など、ETCに関する割引は使えなくなります。

ちなみに、ETCレーン側の不具合で入場の際にレーンを通行できないケースもあります。

その場合は入場時に一般レーンで「通行券」をもらうことでETC割引は適用されます。

ですが、その制度を適用していない一部の地域では、一般レーンで通行券をもらっても原則ETC割引は使えません。

その理由として費用負担の問題があります。

高速道路の整備費用は自治体が負担するか、高速道路管理会社のどちらが負担するかで折り合いが付かないことが多いからです。

ETCカードを使用する際によくあるトラブルと解決策

ETCの制度は普及してきたとはいえ、まだまだ不具合やトラブルはつきものです。

もちろん対処方法を知っているだけで簡単に対応することができるため、今のうちに知って解決策を把握しておきましょう。

ETCカードのトラブル

カードを挿入し忘れてそのままETCゲートを通ってしまった場合

 当然読込ができないためエラーになります。

この場合やってはいけないことは急停止したりバックすることです。

後続車に追突されかねませんのでエラーに気付いたら慌てず係員を呼びましょう。

安全に車を停めることができない場合はそのまま出口に降りて後日連絡のうえ支払うかたちになります。

ICチップが読み込まない場合の対処法

 ETCカードの読み込みエラーで最も多い原因がICチップの汚れです。

専用のクリーナーが売られていますので柔らかい布でやさしく拭き取ることでエラーは解消されます。

強くこすると破損の原因になります。

ETCカードを途中で替えてしまった場合

 入口で使用したETCカードとは別のカードを挿して出口を通過することはできません。

当然エラーになりますので、その場で係員に入口で使用したETCカードで精算処理してもらうことになります。

車載器側のトラブル

「エラーコード03」が出た場合の対処法

 車載器にはさまざまなエラーコードで内容を知ることができますが、いちばん多いのが「03」です。

「03」はカードの読み取りエラーを指します。

チップの汚れや挿入する向きが間違っていないか確認しましょう。

高速道路で車載器の故障に気付いた場合の対処法

 走行途中で車載器に故障やトラブルが出ることもあります。

この場合は一般レーンに行くのではなく、通常のETCレーンを通過し、エラーが出ますので係員に対応してもらいましょう。

・エラーが出ていないのにETCゲートが開かない

 車載器を搭載する場所が悪い可能性があります。

必ず運転席と助手席の中央に設置するようにしましょう。

その他のトラブル

料金所でのトラブルもよくありますので気をつけましょう。

ETCカードの入れ忘れに気付き、料金所直前でETCカードを入れゲートへ入った場合、カード読み込みに時間がかかりエラーになる時があります。

この場合は係員を読んで対応してもらいましょう。

まれにですが、ETCの出口を通過後に車載器からエラーが出てしまった場合もあります。

念のために利用照会サービスなどでETCの履歴を確認しましょう。

ETCカードの基本的な使い方②ICでの使用・トラブル編

ETCカードを利用できるようになったらいよいよ高速道路を走行して実際にETCを利用してみましょう。

料金所での使用方法

高速道路を降りる時、必ず料金所を通過します。

一般の通行レーンとETC専用レーンがあるので、ETC専用レーンへ並びましょう。

車載器の情報を読み取るレーンがあるので、そのレーンをくぐると自動的にETCカードから清算され、目の前のバーが開き通行可能となります。

レーンを通過する際は時速20キロ以下となっていますが、車の込み具合によっては徐行する必要があり、ゲートを通過する場合は必ず一時停止をしなければなりません。

電光掲示板の表示にも十分注意しましょう。

また、二輪車の場合は四輪車との車間距離に注意しましょう。

スマートICとは

最近はETCカードを持つドライバーの高速道路利用の普及のために、「スマートインターチェンジ(スマートIC)」が設置されているのはご存じでしょうか?

スマートICは、サービスエリア・パーキングエリアやインターチェンジなど、全国に数十か所設置されています。

気軽にETCカードを使って高速を乗り降りするために作られたICなので普通車は通過することができません。

スマートICはそれぞれ利用時間が異なっており、終日走行可能なところもあれば6時~22時までというところもあります。

また、高速を走行したあとSAやPAで流行りのグルメやショッピングを楽しんで、一般道に降りることはできますがガソリンスタンドを使用したら一般道に降りることができないなど細かいルールもありますので、詳しいことはネットなどで確認してみましょう。

よくあるトラブルや解決策

ETCレーンを通行する時に、何らかのトラブルがないとも言い切れません。

通過した時に速度が速すぎてETCが反応しなかったということもあります。

この場合は事故を防ぐためにもバックして戻ることは厳禁です。

そのまま通過して、高速道路の会社に後日連絡しましょう。

また、通行バーが開かなかった時は一般の通行レーンの係員に直接料金を払うことができます

たまに有効期限が切れたETCカードを挿しっぱなしにしていて有効期限に気付かず、ETCを通過する時に初めて通過できなかったことで気付くこともあるかと思います。

その時も現金で支払いましょう。

いずれの場合も車からは決して下りないことです。

レーンの脇に呼び出しボタンがあるので車の中からそれを押すことになります。

ETCカードの基本的使い方①導入編~セットアップサービス~

ETCカードを手に入れたら、実際に走行ができるようになるまでに車載器の取付とセットアップを行わなければなりません。

セットアップと言われても、いまいちピンとこないかも知れませんが、それを行わないとETCカード自体を使うことができませんので高速道路を使う予定がある日までに準備しましょう。

車載器の購入から設置まで

ETCカードを使うためには、ETCカードの情報を読み込ませるための「車載器」を購入し、設置することが必要です。

車載器自体は通販サイトやカー用品店で数千円から販売されています。

車載器の取付は自分で行うこともできますが、業者に購入から取付まで一括でお任せしてしまうのがよいでしょう。

もちろん、ネットで購入した車載器の持ち込みも可能です。

いちばん大事な作業として「セットアップ」があります。

セットアップとは、車載器に車の情報などを暗号化し、登録する作業のことです。

大体は、車載器を購入した店舗で取付~セットアップまでやってくれますし、通販の場合は車載器とセットアップをセットにして売っているところもあります。

それなりに金額はかかるため、自分でセットアップをしようとする人もいますが、「道路システム高度化推進機構」に個人で契約し、契約料として高額な金額がかかるためオススメはできません。

セットアップを業者へ依頼する

ETCカードは四輪車・二輪車どちらでも使用可能ですが、車載器はそれぞれに搭載しないといけません。

セットアップ料金は四輪車の場合は3000円前後二輪車の場合はもう少し割高になります。

セットアップに必要なものは料金に加え、車検証身分証明書が必要です。

本人以外がセットアップを行う場合は委任状が必要となります。

ETCカードのセットアップ終了後に登録するとお得なサービス

セットアップまで完了すれば一通りの手続きは終了ですが、カーライフを有益なものにするために登録しておいた方がよいサービスがあります。

ETCマイレージサービスは複数の高速道路事業会社が共同で運営するサービスであり、加入すると走行料金に応じたポイントが貯まる仕組みになっています。

貯まったポイントは通行料金に充当することができるおトクなサービスなのでぜひ加入しましょう。

ETC利用照会サービスについても上記と同様の事業者のサービスですが、走行履歴を確認したり利用明細書を発行してもらうなどもできます。

ETCにはその他渋滞情報災害時支援情報など様々なサービスがあります。

詳細はこちら・・・<https://www.go-etc.jp/etc2/etc2/use.html